第二回 学校保健安全委員会

令和元年12月2日(月)13:30~
多目的室にて、第二回 学校保健安全委員会が行われました。

今回は、お片づけコンサルタントの梶岡ルミ子先生により「未来を拓く整理力」と題して、整理と収納のコツについてお話いただきました。

●まずは整理から
お片付け、というと、場所を空けて掃除、という印象を持たれている方が多いですが、その前段として「整理」「収納」があって初めて「片付け」「整頓」「掃除」と進めていけるということでした。

●整理のコツ
整理とは、使うもの、使わないものを判断して、必要なものだけを残すこと。
特にお子さんに対しては、「いる?いらない?」と聞くと「全部いる!」となりがちなので、使っているかどうかで分けることがポイントのようです。
大人も、必ず使うもの以外は「思い出品」「とりあえず保留」と分類して、日常の場からはよけておくと、片付けやすくすっきりした状態になります。

いただきものや、捨てにくいものの処分についても経験を交えたお話をいただきました。
椿神社では、他の神社のものもお焚き上げしていただけるそうです。お椿さんまでに、家の中に古いお守りが眠っていないか確認しようと思いました。

●収納のコツ
こちらは、当日の資料を参考に載せておきます。
(画像をクリックすると拡大できます)

収納場所や物により、ポイントをご説明いただきました。
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子供と一緒にお片づけする際のポイントも詳しく伺いました。
「自分で決める」経験をさせることを強調されていました。
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●未来を拓く整理力 とは

先生は、二人のお子さんを育てるにあたって、「親はサポート役」を心がけ、小さい頃から、お子さんに自分で選ばせることを習慣づけて来られたそうです。

整理することで、日々「これは自分に必要なものか?」という小さなジャッジを繰り返し、自分で決断することをお子さんが習慣付けられたということでした。
最終的に、上のお子さんが進学で家を出る際に、自分のものはささっと整理して引っ越して行かれたというエピソードを伺って、習慣付いているというのは強いなと思いました。

「決断力」=「判断力」+「それによる結果を自分が負う覚悟」

という言葉が印象的でした。
これから子供たちが巣立っていくまでに、決断力を身に付けられるよう、少しずつでも取り組んでいきたいと思いました。

梶岡先生、素敵なお話をありがとうございました。