第1回坊っちゃん学習 講話「図工で育つ子供の力」

令和4年11月7日(月)に北校舎四階多目的室1にて、坊っちゃん学習 講話「図工で育つ子供の力」が開催されました。講師は、石井東小学校校長 稲田哲也先生です。

校長先生は図工を専攻されており、教育だけでなく、絵を描くことによって子供たちからのメッセージや子育てのヒントがあるということをお話しされました。

スクリーンには、えひめこども美術展の絵が映し出されました。それぞれの絵には、大人からの解釈と子供たちに見せた時の解釈が異なっているというおもしろいお話がありました。

最近の子供たちが絵を描かなくなったというお話があり、我が子のことを考えながらお話を聞きました。ネット環境が整っている今の時代では何でも調べることは簡単になりましたが、いつでも調べられるということで記憶力の低下、また絵を描かなくなったことで表現力の低下、感受性の低下などが表れるようになりました。
絵一つをとっても繊細なお話でとても勉強になりました。

さて講話の後は、保護者の皆さんが実際に絵を描いてみる番です。
各テーブルには絵の具、筆、筆拭きとたくさんのものが準備されていました。
この用意一つをとっても子供たちにはハードルが高く、実際絵をかくときにつまづくポイントになるのだそうです。絵を描く作業をやりやすい環境にし整えてあげましょう。イラストや画像をプリントして、子供たちがイメージしやすいようにするといいようです。

残念ながら時間がなく完成には至りませんでしたが、我が家の来年のお正月の年賀状は、アナログな水彩の絵にしてもいいなと思いました。
まだ描きかけですが、少しづつ進めている毎日です。