第1回坊っちゃん学習「学校給食試食会」

日時:令和5年 10月2日 (月) 11:00~12:45
場所:多目的室1

今年度最初の坊っちゃん学習「学校給食試食会」が開催されました。今回は、給食に関する講話や、給食の試食、子供たちの給食の見学等、盛りだくさんの内容でした。

まず、給食の講話の前に、校長先生からのお話がありました。コロナ禍が子供たちの生活習慣に与えた影響について、

・メディア機器の使用時間が増加(家庭で過ごす時間が増えた結果)
・就寝時間が遅くなり、その結果、昼間に眠気がおきる
・視力の低下(タブレット・スマホの使用時間が増えた影響)
・肥満傾向の子供が増加(運動不足や不規則な生活の影響)

このような傾向が、統計調査によって分かっているそうです。

コロナ中の生活が当たり前ではなく、意識して生活習慣を改善していく必要がある、とのことでした。まずは、しっかり睡眠をとり「早寝・早起き・朝ごはん」を習慣づけたいところです。

 

続いて、栄養職員の先生から、小学校で提供されている給食についてのお話がありました。
給食の献立は、食事摂取基準をもとに立てていて、給食では、1日に必要な量の3分の1の量が摂取できるように計算されていること、献立には旬の食材を積極的に取り入れていること、行事食を取り入れていること等が説明されました。


また、石井東小を含む近隣の学校の給食を作っている、松山南共同調理場の様子も紹介されました。
調理場では、毎日60名の方が朝6時半から作業していて、野菜の下処理では野菜を3回も洗い、食材の確認では、異物の混入がないか毎回必ず目視でチェックし、出汁は昆布といりこで丁寧に取る・・・など、大変な作業を毎日してくださっていることが分かりました。

他にも、食中毒にも配慮、アレルギー対応の給食専用の調理員を付けるなど、子供たちに安全な給食を提供するために、多くの人の手がかかっていることが分かりました。

給食講話の後は、いざ!給食の試食会です。
配膳が終わると、参加の保護者たちは、懐かしい給食の雰囲気を感じながら、子供たちと同じ給食を味わっていました。

今日の献立は、
ご飯・牛乳・味噌汁・豚肉のしょうが焼き・磯和え でした。どれも美味しかったです!

試食が終わる頃、子供たちが給食準備を始めるタイミングとなり、配膳の様子や、食事の様子を見学することができました。子供たちは、準備や配膳を手早く、スムーズに進めていました。まだ、コロナ禍前のように向かい合ってしゃべりながら、とはいきませんが、美味しい給食をみんなで食べて、和やかな時間を過ごしているようでした。

これを機に、親子で給食について話したり、食事を含め生活習慣について話し合ったりしたいですね。

貴重なお話をしてくださった先生、試食会を準備してくださった役員のみなさん、ありがとうございました。