第一回学校保健安全委員会

6月25日(木) 石井東小学校 多目的室1で第一回学校保健安全委員会が開催されました。

指導講話
演題「家庭でできる体幹運動 ―運動を通した姿勢改善をねらいにして―」
愛媛大学教育学部 准教授 日野 克博先生

 

講演内容
まずはじめに、先生の指導のもと指を折り曲げながら数を言う等の簡単な準備体操をしました。簡単なようで頭を使わないと間違えてしまいます。思わず笑いのもれる楽しい雰囲気で会は始まりました。 体の中で最も重要なものは体幹だそうです。この体幹を鍛えるトレーニングとしてバランスボールがとても良いそうです。
愛大付属小学校で教室のいすをバランスボールにかえて授業を行ったところ、生徒の姿勢が格段に良くなり、また姿勢が良くなることでテストの点も良くなったそうです。
家庭でも、「バランスボールに座っている間はゲームをしてもいいよ」など工夫してみてはいかがでしょうかとのことでした。

・子どもの体力が低下しています。どのような力をつければいいですか?

たい力にもいろいろあり、身体的な体力もあれば精神的なたい力(耐力・対力・帯力・待力)など、様々な力を着けることが必要です。

また、体力は、筋力・瞬発力・持久力などのエネルギー系 と敏捷性・平衡性・協調性などの情報系とに分けられます。エネルギー系の体力は、やらないと落ちていくけれども、頑張ればまた復活するもので、学校期に、将来の為に、出来るだけつけておく方がいいそうです。一方、情報系の体力は一度身につけると一生忘れることはないそうです。

・ 何歳くらいにどんな運動をすればよいですか?

自転車に乗る、逆上がりをするなどの情報系の力は一度身につけると一生忘れないけれども、身につきやすい時期は7~8歳ころの小学校低~中学年で、この時期に大人の90パーセントの能力が身につくそうです。またこれ以降は身につきにくいそうです。
エネルギー系の体力は、持久力などを鍛えるには中学期、筋力などを鍛えるのは高校期がいいそうで、時期を間違えて鍛えすぎると成長を妨げることもあるそうです。

・ 家庭でもできる簡単な運動を教えてください?

 

su-pa-fukuroaswobi 多様な運動経験が大切で、一つの運動に特化するというよりも、遊び感覚で日常の中に運動を取り入れていくとよいそうです。体を使った親子遊びとして、例えばスーパーの袋などを使って、家庭でもバレーボールやサッカーなどが出来ます。お父さんと足抜き回りをしている子は後転、逆上がりの感覚をわかりやすいなど、多様な運動経験があると新しい運動に挑戦する時にも役立つそうです。

 

・運動を好きにする/苦手を克服するにはどうすればいいですか?

子どもは熱しやすく冷めやすいので飽きさせない工夫も大事です。 子どものやる気を引き出すには、 右手で出来たら左手でやらせてみる、次は足でやらせてみるなど、ちょっとしたアイデアを入れてみるとよいそうです。
また、子どもは能力よりも難しいことをさせると恐怖や不安を感じ、易しすぎると退屈するので、ちょっと難しいと感じるくらいのことをさせる事が大事だそうです。その際には、結果ではなくプロセスや努力をほめるようにします。

 

・ 運動をすると学力も高まりますか?

運動をする際に大切なことは動きながら考えることだそうです。これが脳を活性化させ、学力も向上するそうです。勉強もスポーツも脳に支配された活動です。脳を活性化させ、試行錯誤することが成長につながるそうです。また、統計では、生活習慣がしっかりしている子どもは学力も高いという結果が出たそうです。

 

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最後に

最後に保護者の方から、「あらためて体を動かすことの大切さを知ることが出来ました。、家庭でも今日のお話をいかして実践していきたいです。ありがとうございました。」と先生へのお礼の言葉で会は終了しました。