2Bブロック研修会

日時 令和元年10月19日㈯ 11:00~12:30

場所 浮穴小学校 体育館

内容 講演  『子どもたちにやる気を引き出す言葉がけ』

講師   カラダからアプローチするメンタルコーチ

スタジオ34(サンシ)代表 窪田 三思(くぼた さんし)先生

プロフィール

1974年 愛媛県松山市生まれ

フィットネスクラブのインストラクターとして14年間務める。グループレッスン通算5000回を超える経験から、分かりやすく伝える力、状況を把握する力、チームをまとめ人を繋げる力を身につける。

【資格】 日本ペップトーク普及協会 講演講師、企業セミナー講師

メンタルパワーパートナー協会認定 メンタルコーチ

日本コアコンディショニング協会 マスタートレーナー

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今日のお話は『ペップトーク』子どもたちにやる気を引き出す言葉がけのお話です。

初めに、会場に来ている皆さんの体をほぐすところから始まりました。二人一組を作り、一人でまっすぐ前を向いたままどこまで振り向けるかをしました。その次にペアーになった人に後ろから脇の下を両手で添えてもらい振り向くと一人の時より、大きく振り向くことができました。

体がほぐれたところで、「本日の講演でどんな興味がありますか?」と言う問いかけがありました。これは、窪田先生がある親子さんからの相談を受けた時のお話です。

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この答えは最後にわかるとのことで、言葉がけの引き出し、言葉がけの力があるようです。

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ドリームサポーターは、夢の実現や目標の達成を心から応援する人で、サッカーを例に上げると試合の時に「思いっきり、愉しんでこい!」と激励の言葉をかけるなど、四国では、7人のメンタル講師がいるそうです。

次に前向きになる言葉、『ペップトーク』とはのお話がありました。

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前向きな背中を一押しの言葉。

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ペップトークの成功要因は、「ラ・ポール」が大切です。ラ・ポールの意味は信頼です。信頼関係を築く時は、あいさつからの信頼関係やポジティブな言葉から良い印象ができ、短く分かりやすく相手に伝えることが大事だそうです。その人がどういうふうに言葉がけをしたら、やる気が出るかが大切です。

ペップトークとは対照的にプッペトークがあります。

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プッペトークは、ネガティブな言葉、相手の存在を否定する言葉、時にはドリームキラーは身近な存在にいたりします。

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ネガティブな気持ちをわかるには傾聴力だそうです。言葉を聞いてあげて存在をほめてあげることが大切です。

とらえ方は無数だけど、これは一例でとらえ方の変換の実践です。

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ネガティブにとらえるか、ポジティブにとらえるかで体の反応が違います。どこに目を向けてあげるかです。

「大事な場面でミスしないでね。」というようなマイナスの言葉ではなく、イメージを現実化すること。試合だと「勝つ、いつも通り!」などプラスな言葉をかけてあげる。モチベーションを上げる言葉、いいイメージをもたせる、いい聞かせる、期待をもたせるなどです。あるピアノの先生は、本番の時に「あなたは、いける!いける!」と言ってプラスな言葉を掛けてあげるそうです。

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ゴールペップトークは、何かに直面した時、今あるものでベストを尽くす。どんな選択であってもその時の最善を尽くす。まず、受け入れることがペップトークの始まりだそうです。

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最後に講演を聞いた感想を4人グループで話し合いました。今までは、ついつい子どもに対してネガティブな言葉を言ってしまうことがありましたが、これからは、ペップトークでプラスになる言葉を使いたいと思いました。言葉には、愛メッセージがあり言葉は魔法だと言うことが、今日の講演を聞いてわかりました。