クリスマスのお話 読み聞かせ(ぽぽたん)

12月21日(木) 昼休み、多目的室1で、図書ボランティア「ぽぽたん」による読み聞かせが行われました。

本日の演目は、ペープサート『サンタさんの本』と、大型絵本『へんしんトンネル』でした!

クリスマスのお話に、子供たちは目をキラキラさせて楽しそうに聞いていました。

次回はまた3学期です。ぽぽたんの皆さん、ありがとうございました。

学校保健委員会だより  ~ネット・ゲーム依存について~

今回は、学校保健委員会より

~ネット・ゲーム依存について~の講義を聞いてきました!

講師は30年間の教員生活を経て、現在は

PAS À PASの代表でもある 臨床心理士・公認心理師 中島珠実先生です。

 

まずは先生のお話からです。

ゲーム依存の子供をカウンセリングするためには、まずはその子供が

もっているゲームの事を知る必要がある。

そして、先生自身がパズドラにはまっていきました・。

すると、課金をする子供の気持ちが誰よりも理解できたそうです。

そして、次に多肉植物にもはまられたそうです。

最初から先生自身の色々な話をしてくださったため、ぐっと前のめりになって参加者は話を聞いていました。

本題は、ネット・ゲーム依存についてのお話でした。

私の娘も ユーチューブを見たり、タブレットのゲームをやっており、

非常に興味深い内容でした。

先生の話の中で、止めないといけないって思った時に止めれるかどうかが

依存かどうかの判断になるそうです。

(先生はパズドラを止めれたので依存ではないそうです)

 

ここで先生より質問がありました。

 

 

自分の子供がゲームをする時間を破ってしまっていた時、

あなたはどうしていますか?

1.止めなさいと怒る

2.ゲームを取り上げる

3.ゲームを取り上げた挙句、隠す

4.放っておく

5.ゲーム機のコンセントを抜く

 

ちなみに私は3です。

 

ちなみに正解はどれも良くありません。一方的にどうこうするのではなく、

きちんとコミュニケーションをとって、自分からやめるようにさせないと

毎回同じ繰り返しとなります。

ちなみに、3のゲームを隠す手段ですが、ゲームを隠した所で、必ず見つけ出してくるので、

こどもにとって宝探しのゲームも加わった感じになってしまっています。

 

先生に教わった大事な事は、きちんと子供と親と一緒になってルールを決める事。

 

親が勝手にルールを決めたのでは意味がなく、子供が自分から時間を決めてやることが大事です。

 

そしてそのルールを破ったときはどうするか?そこまで決めましょう。

 

そのルールを両者合意により、変更する事は構いません。

子供も一人の人格です。それを無視したルールや、親からの一方的な内容では、

もちろん子供も反発します。

また、子供がやっているゲームや、ネットの内容を知る事も大事です。

何も理解していない親から一方的に言われるとやはり子供は反発してしまいます。

何がおもしろいの?

どういったゲームなの?

と聞き、

子供が知っている事に興味を持つと、少しは理解してくれているかも、と嬉しくなるのではないでしょうか。

むしろもし、子供よりゲームができたりすると尊敬されることもあるかもしれません。

先生が話された事で一番心に刺さったのは、

 

ゲームもネットも、スポーツも、勉強も一緒。

スポーツをずっとやっても怒られないけど、ゲームなら怒られる。

勉強なら怒られない。ユーチューブは怒られる。

 

それって良い悪いの価値観は親が決めてますよね?

 

子供からすると、楽しい事をやっているだけ。

 

でも、ゲームばっかりやってて社会から取り残されたりしてしまったら

やはり親は心配になるので、

ご家庭できちんとしたルール作りをすることをお勧めいたします。

 

冬休みなどを利用して、親子でゆっくり考えてみてはいかがでしょうか。

校長先生と島田先生。校長室まで押しかけて写真を頂きました!

 

ご講演ありがとうございました!!

松山市小中学校PTA連合会2Bブロック交流会

令和5年12月3日(日)松山市小中学校PTA連合会2Bブロック交流会が、松山市立椿中学校にて開催されました。
今回は、元中学校教諭、現在は国際理解コーディネーターを務める中矢 匡さんより、紛争地域や災害被災地での体験を聞き「生きる意味」や「命の大切さ」を考える講演内容でした。

講演会「地球の上に生きる」

最初に、中矢さんがエジプトで過ごされていた時に着ていた服装で登壇し、国々の民族衣装を着た友達を紹介してくださいました。そして、中矢さんの世界の友達を紹介していただきました。チベット、ブータン、マレーシア、グァテマラ、パレスチナ、モロッコから日本に遊びに来てくれました。

自分たちの国の挨拶を教えて下さり、参加者全員で挨拶を交わし交流しました。また、それぞれの国の衣装から、その国の文化も知ることができました。
そして、「世界にはいろいろな人がいる、挨拶も違う、それでも人類が一つになるよう手を繋ぎましょう」と中矢さんと友達が手を繋ぎました。その姿を見て、参加者は、拍手をして会場は一つになりました。

その後、中矢さんのプロフィールや様々な国のエピソードを語ってくださる中で、命の大切さや平和な生活、家族がいることの幸せなど、深く考えさせられるお話が続きました。
講演の中では、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が長期化する中、何か自分にも出来ることはないかと考え、行動したことを詳しく教えて頂きました。
現地ウクライナに行くことはできないため、隣国ポーランドにあるウクライナ避難所で生活をする子供たちに玩具を届けようという思いに賛同した県内の小中学校から段ボール28個分の玩具やぬいぐるみが集まり、今年2月にウクライナ避難所の子供たちに直接届けることができたそうです。避難所で暮らす子供たちは、笑顔が少なく疲れ果てている様子が見られたものの、玩具を渡すと子供たちは両手で握りしめて喜んだり、ぬいぐるみを抱きしめて優しい顔を見せたりしたそうです。「送ったぬいぐるみが子供たちの心の支えになるかもしれない」と今後も支援を続けてくことを決めたと中矢さんは話してくださりました。

中矢さんは、自分の経験してきたことをたくさんの人に伝え、玩具やぬいぐるみの寄付を募り、人の役に立てることをしていきたいと、語っていました。また、この活動を子供たちにも伝えることで、子供たち自身が「自分の玩具やぬいぐるみで人を助けることが出来るんだ、役に立てるんだ」ということを知り、前向きな気持ちが育つことも願っていると熱く語ってくださりました。
今回の交流会でも多くの玩具とぬいぐるみの寄付がありました。この寄付により、たくさんの子供の心が救われ、世界の悲しみが少しでも減ることを祈りたいです。

リユース広場の提供品の配布

11月18日に予定されていた参観日、東っ子祭が暴風警報発令のため、残念ながら中止となってしまいました。東っ子祭はコロナ禍のため令和元年度から開催を見合わせていました。4年ぶりの開催ということで、各PTA役員の方も前日まで準備をされ、みんな楽しみにしていた中での中止でした。

各家庭から寄付していただいた品物を持ち帰る「リユース広場」のリユース品を、急遽みんなに選んで持ち帰ってもらう時間を設けることになりました。

11月21日~24日の朝、業間、昼休みの間にクラスごと選んで持って帰るようになり、PTA役員の方がリユース品を体育館の一画に品目ごとに分け、選びやすく並べてくれていました。

リユース品は3,000点以上集まり、品物の仕分けや袋詰めはPTA役員の方が準備してくれました。また、東っ子祭で実施予定だったワークショップも材料をキットにして参加者にお渡ししたそうで、その準備もPTA役員や先生方が手分けをして対応されたそうです!

休憩時間の間で選べられるよう、先にどんなリユース品があるか1列に並んで見ていきます。

先生の「選んでください!」の掛け声で子供たちは一直線に走っていき、自分の欲しいものを選んでいました。

早く選び終わった子たちに何を選んだか見せてもらいました!

やはりぬいぐるみやおもちゃが人気のようで、ぬいぐるみは山のようにたくさんあったそうですが、もうほとんどなくなっていました。

時間ギリギリまで悩む子もいましたが、みんな選び終え、友達同士で見せあいこをしていました。体育館から教室に戻る時、準備してくださったPTA役員の方たちに「ありがとうございます!」とお礼を言っていて、子供たちとPTA役員の皆さんのうれしそうな顔を見ることができました。

子供たちが選んだ後の品物は福祉施設「なかよし村」や、2Bブロックの活動としてウクライナへの支援品として寄付するそうで、無駄なくリユースされるそうです。

今回の「リユース広場」でのリユース品の提供・自分で選ぶという体験を通じて、使わなくなったものを誰かに使ってもらう・大事に使うというリユースの考えが意識できるようになったと思います。

準備をしてくださったPTA役員の皆様や先生、ありがとうございました!